特集 —新世紀前夜—いまこそ21世紀の看護を語ろう
【私にとっての看護の3大課題】
1.准看護婦移行教育の実現 2.基礎教育の根本的見直し 3.看護実践現場のレベルアップ
川島 みどり
1
1健和会臨床看護学研究所
キーワード:
21世紀の看護
,
看護の価値の実証に向かってチャレンジ
Keyword:
21世紀の看護
,
看護の価値の実証に向かってチャレンジ
pp.1097-1098
発行日 2000年12月1日
Published Date 2000/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661903615
- 有料閲覧
- 文献概要
なぜ重要なのか
准看護婦移行教育の実現
准看護婦制度が,戦後の看護の歴史にさまざまな影響をもたらしたことは,その時々の資料によっても明らかです.1つの仕事をするのに2つの資格は不要です.しかし,50年近く続いたこの制度により,40万人の准看護婦が誕生してしまった事実は事実として認めなければならないでしょう.戦後幾度かあった深刻な看護婦不足をともに乗り越えてきた同僚として,かれらの地位を名実ともに高める責務を看護界全体が負っているという認識が必要です.
Copyright © 2000, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.