連載 より良い終焉を求めて[国立療養所松戸病院PCU病棟の取り組み]・6
[インタビュー]4年間の緩和ケア実践を振り返る
志真 泰夫
1
1国立療養所松戸病院PCU病棟
pp.241-246
発行日 1992年3月1日
Published Date 1992/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661900586
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本誌 本誌では,これまで5回にわたって国立療養所松戸病院緩和ケア病棟(以下,PCU)での取り組みを連載してきました.第1回目は開設当時を振り返っての思い出話などを御披露いただき,2回目からはケース・カンファレンスの形で,事例を検討してきました.今回と次回はこの連載の締めくくりとして,病棟医長の志真泰夫先生に,開棟から現在までの概況,それからケース・カンファレンスで共通して見られるいくつかの問題点などについてお話を伺います.それから国立がんセンターの新病院が本年7月にオープンする予定ですが,新病院でのPCUの構想についてもお伺いしたいと思います.
志真 ではまず,開棟から現在までの概況についてお話しします.
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