連載 プッツン看護婦物語・11
たまには愛と涙と感動の第11話
ドレーン花子と日本の看護をよくする会®
pp.666-667
発行日 1991年7月1日
Published Date 1991/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661900432
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あおい月の輝く窓辺で
ある夜、夜間の巡視で病室を回っていた時のこと。
肺がん末期の中年男性の個室に、月の光に照らされた2つの影を見たの。
奥さんが彼を横抱きに支え、ベッドに並んで腰をかけている姿だったわ。
それを見たとき思ったのよね、やっぱりこの仕事について良かった、って。
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