PROFILE
芹沢茂登子—ダイヤル相談20年のベテランが語る—『看護婦のみなさん,困難な状況でも働き続けてほしい』
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pp.551
発行日 1991年6月1日
Published Date 1991/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661900409
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本誌の3月号までの1年間「心をつなぐ虹の橋」と題しての連載を執筆していただいた芹沢さんは,1971年にスタートした「赤ちゃん110番」から20年間,電話相談員として関わってきたベテランだ.同じ女性として,しかも働き続けることの大切さを強調する芹沢さんからの看護婦の皆さんへのメッセージ.
「電話相談は,確かな情報を知りたい,あるいは選択したいということで相談してこられます.情報選択のアドバイスが私たちの仕事です」
相談者が求めているのは,最新,最高のしかも最適な情報.それらを相手に共感しながら話すことが相談員の役割だという.医師や看護婦に求められているものと共通してはいないだろうか.インフォームド・コンセントが言われていても,患者は医師になかなか質問ができずにいる.
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