PROFILE
Sister Callista Roy—適応システム理論を開発した看護理論家—『研究,執筆そして学生指導に忙しい毎日です』
杉
pp.1115
発行日 1990年11月1日
Published Date 1990/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661900261
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シンポジウム(本号SCOPE欄 p.1060-1061参照)などで多忙な中,『ナーシングトゥディ』誌との共同でインタビューは行なわれた.通訳は天理看護学院の古川文子先生にお願いした.
「アメリカではここ5年程で看護理論に基づく実践が想像以上に急速に進みました.各種の理論が各施設で採り入れられ,『ニューヨークタイムス』などの一般紙で病院の看護婦募集広告に適応モデルを採用していることも紹介されました.看護理論を使っていることがその病院の看護レベルの高さを宣伝することになるからなのです」
「アメリカではミシシッピー川を境に西側と東側で,使われている理論が異なるという話がありますが,適応モデルの場合は全米的に使われているようです.これは適応モデルが実践の中で生まれ,実践によって確認された理論なので,様々な条件に対する適応性が強いからではないでしょうか」
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