われらカンゴ族
仙波道子さん,渡部いさみさん
仙波 道子
1
,
渡部 いさみ
1
1国立療養所愛媛病院重心病棟
pp.105
発行日 1990年2月1日
Published Date 1990/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661900043
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道子さん「小学校3年生の時,左腕をかなりひどく骨折して,長い間入院したことがあるんです.その時受け持ちになった看護婦さんがすごくいい方で,学校の勉強なども詰め所でみてくれたりして,今でも当時のことは鮮明に覚えているんです.この入院体験を通して,私は大きくなったら絶対に看護婦さんになるんだと決心したんです.ですから両親は反対しましたけれども,それを押し切って看護婦になりました」いさみさん「私は女性でも独りで生きていけるように,経済的にも自立しなければと考えていました.姉とも相談して看護の道を選んだのですが,看護婦としての姉の存在が大きく影響していると思います」
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