姉 渡部文江さん，妹 田村元子さん

文江さん「はじめは障害児の施設で働きたかったので，福祉の大学に行こうと考えていたんです．叔母が看護婦で施設に勤めていたので，そこを見学した時に，看護婦の仕事っていいな，と思ったのが，この道に入ったきっかけ，妹には，看護婦になることを勧めたわけではないのですが，知らず知らずのうちに影響を与えていたのでしょう」

元子さん「高校生の時に入院したことがあるんです．その時に姉はまだ看護学生だったんですが，私に付き添ってくれて，身内ということもあったのでしょうけど，すごくよくしてくれて，うれしかったんです．看護というのは，なんて素晴らしい仕事なんだろうと思いました」