連載 教育の地平線・15
―「男女共同参画のための“ノット”ワーキングがここから生まれることを期待したい」―女性教育のナショナルセンターから発信する,人の結びつき 神田道子さん
本誌編集室
pp.263-267
発行日 2010年4月25日
Published Date 2010/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663101433
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女性教育のためのナショナルセンターとしての役割
──先生が理事長を務める国立女性教育会館は,どういう経緯で設立されたのでしょうか。
神田 当時で言う「婦人教育」の振興が一つの大きな目的でした。青少年教育などはすでに施設ができていましたが,婦人教育の施設はなかったので,女性団体の方たちが長いこと要望活動をされていたようです。1972年にそれを実現するための委員会ができて,この場所に建設することが決定して,具体的な中身についての懇談会ができて,1977年に会館として発足したというような経緯があります。
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