連載 医療の零度―次世代医療への省察・7
すべてのエビデンスの科学性を基礎づける
京極 真
1
Makoto Kyougoku
1
1社会医学技術学院
pp.910-914
発行日 2008年10月1日
Published Date 2008/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661101336
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これまで論じてきたように,EBP(Evidence based Practice)においてエビデンスは,最大の武器であると同時に,その「科学性」と「一般化可能性」に致命的な欠陥を内包していた1,2).本論では,この欠陥を克服するため,構造構成的.構造主義科学論を武器に,すべてのエビデンスの科学性を基礎づける可能性の理路を整備していく3,4).
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