特集 「病とともに生きる」を援助する クロニックイルネスの視点から
―慢性疾患看護専門看護師(CNS)が主導する―慢性看護連携システムの構築とその課題
米田 昭子
1
1平塚共済病院療養指導室
pp.1082-1085
発行日 2007年12月1日
Published Date 2007/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661101162
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はじめに
慢性疾患看護においては,患者が慢性疾患とともに生きるプロセスを支援するという立場に立った,継続的な看護ケアが求められる.しかし,長い経過をたどる慢性疾患のプロセスを支援し続けるには,病棟,外来,さらには施設の壁を超えた連携を行なう必要がある.本稿では,慢性疾患看護専門看護師(以下,CNS;Certified Nurse Specialistとする)による慢性看護連携システムの実際について紹介し,その課題を述べたい.
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