特集 小児看護は大丈夫か?
小児看護の未来はどうなる?―当院の活動を通してその方向性を考える
三輪 百合子
1
1長野県立こども病院
pp.416-423
発行日 2007年5月1日
Published Date 2007/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661100985
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
はじめに
近年少子高齢化の中で,小児科医師の減少も相まって,小児医療の危機が問題とされている.小児医療に対する考え方も,「生育医療」の考え方に変化し,周産期・小児・思春期から次の時代を担う小児の健全育成のための母性・父性の育成まで,幅広く考えられるようになった.
そこで,小児の疾病構造の変化や生育環境の変化から,小児看護の未来について考えてみたいと思う.
Copyright © 2007, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.