巻頭カラー連載 ナースの安全を守るモノがたり⑪
防護具は急いでいても忘れない場所に―『PPEパワーディスペンサー』シリーズ
川口 順也
1
1株式会社モレーンコーポレーションIC.R
1Infection Control Representative
pp.100-101
発行日 2007年2月1日
Published Date 2007/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661100867
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- 文献概要
院内感染対策を行なううえでグローブ,エプロンやマスクなどのPPE(personal protective equipment:個人防護具)は必須のアイテムであり,医療の現場でもさまざまな種類のものが使用されています.しかし,PPEがすべてそろっていない場合や不適切なものが使用されているために,医療従事者がリスクを負いながら業務に従事することもたびたび見かけます.そしてPPEを用意していても,それが使いづらいものであったり,どこにあるのかわからなかったりすると,特に急いでいる時には未装着でケアにあたったことも多いのではないでしょうか.さらには,病棟を見渡した時にPPEの最適な設置場所がないためか,病室前の手摺りの上にグローブやマスクの箱が置かれているなど,PPEの設置方法が間違っているケースもよく目にします.
医療に取り組むうえで便利かつ最適なPPEが医療従事者の動線上の最適な所に存在すれば,着用率が向上し感染対策に寄与できるのではという考えより,弊社では『HPCロールエプロン』を中心としたPPE群と,それを最適な位置にセットできる『PPEパワーディスペンサー』シリーズを展開しています.
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