招待席
やるのも見るのもおもしろい医療者による演劇―院外にも飛び出した「院内劇場」の可能性
寺口 淳子
1
,
谷 進一
2
Junko Teraguchi
1
,
Shin-ichi Tani
2
1特定医療法人健康会総合病院京都南病院
2特定医療法人健康会介護老人保健施設ぬくもりの里
pp.9-13
発行日 2007年1月1日
Published Date 2007/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661100622
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芝居で伝える患者さんの声からスタート
――京都南病院で医療者が作・演出,出演する芝居「院内劇場」が始まって,今回で5回目ということですが,そもそもどういうキッカケで始められたのですか?
寺口 始めたのは2001年です.職員の研修で,病院として押さえておかないといけないテーマ,たとえばリスクマネジメントなどについて,看護部長が話をする時間があるのですが,そういうことだけじゃなくて,患者さんの退院アンケートとか投書箱に寄せられた意見も,ちゃんと伝えて,研修に活かすということを考えたのです.で,それを劇仕立てにしてみようというのが始まりだったと思います.
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