連載 看護の未来を決めるのは誰?④
看護師像に影響を与えるメディアとの付き合い方
横江 公美
1
,
北浦 暁子
1PACIFIC21
pp.388-390
発行日 2005年4月1日
Published Date 2005/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661100132
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2004年10月,全米で話題を巻き起こした芸能ニュースがあった.事の起こりは,あるメーカーの広告だ.
アイドルによるイメージ汚染に反発
ブリトニー・スピアーズと並ぶ人気を誇る10代のアイドル歌手クリスティーナ・アギレラをメインキャラクターに,スニーカー会社スケッチャーズは大々的な広告を展開していた.下着が丸見えのミニスカートにブーツ姿の看護師クリスティーナに,スケッチャー製のスニーカーを履きスポーツウェアを着たままの患者クリスティーナが,ベッドに座って頭痛を訴える.対照的なクリスティーナに「行儀の悪い娘と良い娘」という副題がついたこの広告は,8月初旬に市場に出るや,即座に注目の的となった.
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