クローズ・アップ
—研修のため来日したオランダの助産学生—マイケ・ロイリンクさん,バート・グラーフさん
pp.919
発行日 1998年11月25日
Published Date 1998/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611903443
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この夏の初め,オランダから2人の助産学生,マイケ・ロイリンクさん(女性)とバート・グラーフさん(男性)が研修のため来日した。オランダの助産教育課程では4年の最終学年に1か月の自由研修が設けられ,学生の多くは海外で研修する。日本に関心の強かったマイケさんとバートさんは,2人の指導教官が2年前のICMオスロ大会で知りあった日本の愛育病院の小野紀子助産婦に相談,このたびの研修が実現した。研修先は湘南鎌倉総合病院,愛育病院,毛利助産所(神戸)の3施設。
オランダの人口は1500万人,助産婦数は1400人,うち男性助産士は4%。助産婦学校は4校で毎年計120人しか入学ができないため狭き門である。オランダの助産教育のレベルの高さは世界でも定評のあるところだ。
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