私と読書
産むことは生まれること・根源的な「いのち」を考えさせられる—『いのちを産む』を読んで
高橋 小百合
1
1JIMON
pp.608-609
発行日 1994年7月25日
Published Date 1994/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611903344
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今こそ「いのち」の思想を
私は今まで,なぜ子供を産むのかと自分に問い続けながらも,その答えを出せずにきていました。
「いのちを産む」が本書のタイトルです。「いのちが生まれる」でもなく,「こどもを産む」でもありません。本書を読み終えて,このタイトルの持つ意味の深さと広がり,そして私が今まで答えを出せずにいたことが少しずつわかってきたような気がしました。
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