クローズ・アップ
8月開催の第12回日本思春期学会会長 前原澄子氏
pp.511
発行日 1993年7月25日
Published Date 1993/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611903308
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思春期にある人々の問題の解決に向けては,近年,各分野の人々の参集を得て学際的研究がなされ,成果をあげつつある。そうした組織の1つ「日本思春期学会」は,学校教育者,産婦人科医,小児科医,泌尿器科医,思春期内科医,助産婦などが集まり,12年前に発足した。年々会員が増えて,現在は1800人を数える。
これまで学会長は主に医師が勤めてきたが,第12回の学会長は,初めて看護の分野から選出された前原澄子千葉大学看護学部教授(母性看護学)。初の助産婦による学会長でもある。2か月後(8月27日,28日)に迫った学会を前にして,前原氏は,看護の立場からの思春期ケアにアプローチしようとはりきっている。
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