クローズ・アップ
—第1回「日本赤ちゃん学会」会長を務めた—小西行郎氏
pp.555
発行日 2001年7月25日
Published Date 2001/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611902675
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去る4月21日・22日,東京の早稲田大学国際会議場で第1回「日本赤ちゃん学会」が開催されました。会長を務めたのは小西行郎埼玉医大小児科教授。学会を支える役員は各分野において先端を行く方々ばかりですが,一般の親御さんにも参加していただこうと,学会名にやわらかな響きの“赤ちゃん”という言葉を採用しました。
小西会長の専門は小児神経学。本学会の母体の一つともなった子どもの発達を考える勉強会で学びあううちに,従来の「子ども観」を見直すべきことに気づかされたとのこと。この「赤ちゃん学会」をとおして,子どもは教育さえすれば伸びていく,発達こそ命題とする価値観,進化論的発想に疑問を投げかけていきたいとしています。
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