連載 りれー随筆・98
男子も一生けんめい
吉野 幸枝
1
1石川県立総合看護専門学校
pp.790-791
発行日 1992年9月25日
Published Date 1992/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611903306
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原田幸子さん,久しぶりの懐しい声のたよりをありがとうございます。聖バルナバ病院での学生時代と,勤務していた時代,「幸子さん」の愛称で私たちの姉貴的存在で,大変お世話になりました。あの小さな身体のどこにと思うくらいのバイタリティあふれる仕事をされ,私はいつも刺激を受けていました。
私は今看護学校教員生活11年目となり,家庭より仕事に重きをおき無我夢中の時を過ごしてきました。現在,定時制の進学コースの41名(うち男子13名)のクラス担任兼母性実習の担当をしています。新カリキュラムにともない,男子の母性実習を今年の2月より開始致しました。手さぐりの状態の中で,毎日男子学生と共に実習をしている現状について書かせていただきます。
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