連載 英国助産婦学生日記・18
コース後半の始まり
日方 圭子
1
1英国・サリー大学助産課程(ダイレクトエントリーコース)
pp.521
発行日 2002年6月25日
Published Date 2002/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611902899
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3月に入り学生生活の半分折り返し地点を回った。春休みを挟んで次の実習までの9週間,大学での授業が続く。同時に同級生が1人増えた。本当なら去年夏に卒業している学年にいたルーが産/育休の2年間のブレイクを経て大学に復帰したのだった。2人の息子がいる31歳。家族持ちの学生2人が去年退学した後,ここしばらくバラエティの少ない顔ぶれになっていたから,ルーの参加でいい味が加わると期待できそうだ。
私が取っているのは「ディプロマ」資格だが,10月からは希望者のみ平常授業に4教科60単位を取り足して「学位」が取得できる追加授業が始まる。去年暮れ,これが始まったばかりの1年先輩から「いままでの教科より中身も授業方法も断然面白いから,ゼッタイお勧め」と言われて,やるぞー,と決めていた。
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