特集 生殖補助医療
日本不妊看護ネットワーク(J.I.N.N.)の活動
森 明子
1
1聖路加看護大学看護学部
pp.121-125
発行日 2002年2月25日
Published Date 2002/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611902816
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はじめに
日本で先端生殖技術による妊娠への医療介入が開始されてから,およそ20年の歳月が流れた。この間,産婦人科医療の現場では,数多くの看護職がクライアントと出会ってきたことであろう。ことに日本は,従来の産婦人科診療のシステムの中で不妊診療を行なう施設が少なくないために,看護婦と同じくらいの数の助産婦が関与しているのではないかと思われる。
しかしながら,助産婦を含め,看護職はどれほどクライアントのニーズに応えてきたであろうか。この領域における看護職,助産婦の役割は何であろうか。
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