特集 どう考える.硬膜外麻酔分娩
産痛は赤ちゃんの力
川野 裕子
1
1瀧澤助産院
pp.876-878
発行日 2000年10月25日
Published Date 2000/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611902504
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お産を「どうのりこえるか」は人生を「どう生きるのか」
「何人産んでも痛いのは痛いなあ」
7人目のお産を間近に控え,陣痛に腰をさすりながら,にっこり笑ってこう話してくれた人がいた。そう,にっこり笑っていた。産む母親にとっても生まれる赤ちゃんにとっても,お産は子宮が収縮したり産道を通過することだから,「痛み」という感覚や,とてつもなく大きなストレスの波が押し寄せる。
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