特集 国際認定ラクテーション・コンサルタント(IBCLC)による母乳支援
JALCのダイオキシン問題に対する声明
本郷 寛子
,
日本ラクテーション・コンサルタント協会(JALC)
pp.526-527
発行日 2000年6月25日
Published Date 2000/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611902429
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日本ラクテーション・コンサルタント協会(JALC)は,断乳の是非を判断するための個人の母乳のダイオキシン汚染濃度の測定や,母乳の安全基準の設定,早期断乳指導などの介入に反対します。
日本ラクテーション・コンサルタント協会(JALC)は,母乳育児が乳児を育てるための最良の選択であり,乳児にとっても母親にとっても基本的な権利であることを支持します。医学的に母乳育児が禁忌だという非常に稀なケースや,汚染物質の大量混入事故などの明らかな危険の可能性のある場合を除いては,何者もその権利を脅かすことのないようにと,この声明を出します。
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