研究・調査・報告
分娩室における産婦の緊張緩和をどう行なっているか—500床以上の病院での実態調査から
村山 陵子
1
,
渡邊 典子
1
,
村山 ヒサエ
1
1新潟県立看護短期大学
pp.716-720
発行日 1998年8月25日
Published Date 1998/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611901997
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はじめに
現代の産婦は安全な出産は当然のこととして,さらに「快適性」をも求めていることは産科関係者にも認識されつつある。産婦の心身両面の緊張をできる限り緩和することは,安全で安楽な分娩を遂行させるばかりでなく,産婦の望む「主体的なお産」を実現するための重要な要素である。
産婦の緊張緩和の方法は,ハード面からもソフト面からも考えられなければならず,われわれ助産婦は身体的側面をサポートすることと同時に精神的側面もサポートしていかなければならない。
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