特集 周産期ケアの地域システム化
[座談会]神奈川県産科婦人科医会の周産期救急対策システム—開業助産院からの救急の受け入れについて
浜田 宏
1,2
,
佐藤 啓治
3
,
宮下 美代子
4
,
西島 正博
5
,
山本 詩子
6
,
豊倉 節子
7
1聖マリアンナ医科大学
2神奈川県産科婦人科医会
3小田原市立病院
4みやした助産院
5北里大学産婦人科
6山本助産院
7豊倉助産院
pp.396-403
発行日 1998年5月25日
Published Date 1998/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611901933
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周産期救急連絡会を年3回開催
浜田 本題に入る前に,簡単に神奈川県産科婦人科医会についてご説明させていただきます。現在の会員は約1,000名ですが,内訳は開業医が約400名,勤務医が約600名です。会では約10の事業部を設け活動しており,その中には佐藤先生が担当理事である母子保健部や西島先生が担当理事である周産期救急対策部等があります。
お2人の先生は,本座談会のテーマにかかわる部会を担当しておられ,また周産期救急システムにご造詣が深いことからお越しいただきました。特に,周産期救急対策部の事業は,会員にとって最もニーズが大きく,部会は毎月開催されております。また,この部会では周産期救急連絡会を年3回開催し,救急症例など研究・検討も行なっています。
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