新たな決意で迎えた日本助産婦会創立70周年

　新緑の木々の生命溢れる5月8日（木），東京九段会館において，「社団法人　日本助産婦会創立70周年記念式典」が皇后陛下の行啓を仰ぎ，厳そかに行なわれた。助産婦学生も含めておよそ1000名の参加者をみた。

　皇后陛下からは，「それぞれの助産婦が妊娠，分娩期の女性はもとより，その前後の更に長い期間にわたる女性を対象に，幅広い支援を行なっていかれるよう期待しております」とのお言葉をいただいた。そして母子保健法改正により，母子保健事業が市町村に移譲された今，地域の住民により身近な母子保健の専門家としての助産婦の役割を期待して下さっていた。会員一同新たに，その責任の重さを思った。