研究・調査・報告
分娩に立ち会うことに積極的でなかった夫への援助をふり返る
中畑 ヒロ子
1
1横浜市立港湾病院産婦人科病棟
pp.601-607
発行日 1995年7月25日
Published Date 1995/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611901287
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はじめに
私は,臨床の場で母子の看護に携わってきたが,いままで行なってきた看護がこれでよいのだろうか,産婦や家族が分娩体験を満足だったと受けとめられるような援助ができているのだろうかと悩んでいた。
そこで,自己の看護をふり返りたいと思い,平成4年,神奈川県立看護教育大学校専門看護学科母性看護課程に進み,3か月間学んだ。病院実習の中で,「夫は分娩準備教育を受けていないが,夫立ち会い分娩を希望する産婦」を受け持つ機会を得た。
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