ニュース・プラス・ワン
ソリブジンでまたもや露見した新薬監視体制の不備
根本 悦子
1
1出会いの医療をつくる会
pp.802-803
発行日 1994年10月25日
Published Date 1994/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611901109
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相互作用には無頓着の医師
昨年9月の発売直後に,抗がん剤との併用による副作用で,16人もの死者を出した日本商事(本社・大阪市)のソリブジン薬禍事件は,医薬品を安全に使っていくうえで,日本の医療が極めて深刻な状況にあることを浮き彫りにした。
現在,認可されている医薬品は14000品目あり,この中から複数の薬を使った場合の相互作用は,医薬品の添付文書に記載されることになっている。
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