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婚外子の権利見直しの機運
根本 悦子
1
1出会いの医療をつくる会
pp.708-709
発行日 1994年9月25日
Published Date 1994/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611901092
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認知と手当のどちらを取る?
今年の4月,Aさん(40歳・自由業)は日本弁護士連合会に人権救済の申し立てをした。
Aさんは1991年に結婚しないままで出産した。出産と慣れない育児のために体調が悪く,その年の収入は手取りで約250万円。貯金は底をつき,育児支援制度を受ける手続きをした。児童扶養手当が月約2万4千円,児童育成手当が月約1万円支給された。
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