ちょっとサイエンス
お産と痛み,個人的体験⑤
牧 智子
pp.254
発行日 1994年3月25日
Published Date 1994/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611900988
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流産も痛い!
昨年秋,二人目を妊娠しました。助産院で妊娠を確認していただいたのは12月中旬。もう10週に入っているということでした。「わーい,やったぁ」。もう一月も前からそうとは思っていたものの,助産婦さんに「妊娠に間違いないですね」と言われるのはまた格別です。ところが,その1週間後少量の出」血があって,その2日後には大量の出血とともに流産してしまいました。
少量の出血を知ったあとすぐに助産婦さんのところに電話すると,「医師の診療を受けるように」ということで,助産院に近い産科医のところへ出かけていきました。そのときは「まさか流産なんて」という気持ちでしたから,子どもも連れて行きました。あと4〜5日でクリスマスという慌ただしい年の瀬です。
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