ちょっとサイエンス
お産と痛み,個人的体験④
牧 智子
pp.168
発行日 1994年2月25日
Published Date 1994/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611900970
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14%も体重が減った!
前回,生まれた子どもががんばっておっぱいを飲んでくれるのはいいけれど,乳首が切れて痛かったというところまで書きました。というと,生まれて早々からしっかりおっぱいを飲む元気な赤ちゃんを想像されるかもしれませんが,それはまったく見当はずれ。2900gで生まれたわが子は生後5日目で2500gを切るところまで体重が減少してしまったのです。体重減少率にして14%にもなろうかというほどでした。
出産直後,まだへその緒も切らないうちに乳首を口に含ませようとしましたが,子どもは,
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