特集 ハイリスク妊婦の看護—大阪府立母子保健総合医療センターの実践
母性棟の看護
山内 かずよ
1
,
押谷 文子
1
,
槇下 いく子
1
,
床津 幸
1
,
井端 美奈子
1
,
山崎 不二子
1
1大阪府立母子保健総合医療センター
pp.551-560
発行日 1992年7月25日
Published Date 1992/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611900606
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はじめに
大阪府立母子保健総合医療センターの母性棟は,正常妊産褥婦と,医学的・社会的ハイリスクをもつ妊産褥婦を看護している。基本的には母子同室制をとっており,正常新生児だけでなく,出生体重1,800g以上の低出生体重児,マイナーアノマリー(内反足,口唇口蓋裂,心雑音等)を有するローリスク児も母親とともに看護している。
私たちは,幸せな母子関係,家庭が築かれるよう,産科・母性内科・新生児科・小児診療部門との連携のもとに,看護技術の向上と豊かな人間性をつちかって,個々の対象に合わせた適切な援助が行なえるよう常に努力している。
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