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海外文献紹介
周産期母子合併症に対する社会的支援(ドゥーラ)の効果
Effects of social support during parturition on maternal and infant morbidity
M. H. Klaus
1
,
J. H. Kennell
2
,
S. S. Robertson
2
,
R. Sosa
3
,
戸田 律子
1Department of Pediatrics and Human Development, Michigan State University
2Department of Pediatrics, Case Western Reserve School of Medicine
3All Children's Hospital
pp.853-856
発行日 1989年10月25日
Published Date 1989/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611207708
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はじめに
過去75年間で,出産にかかわる医療は驚くべき進歩を遂げ,何世紀にもわたって培われてきたルチーンと慣習をことごとく変えてきました。出産場所は,家庭から病院へと移り,分娩体位,産科処置としての投薬,胎児モニタリング,分娩中の付添いなどを含めた診療方法も変化しました1)。その結果,西欧諸国の病院では,産婦が分娩中ひとりで過ごさなけれぽならない時間も出てきている現状です。私たちは,分娩第1期・2期を通した支援的同伴者の付添いが,産婦にどのような効果をもたらしたかを,無作為抽出による対照調査をしたので,以下に報告致します。
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