特集 母親学級--共に響きあうクラスづくり
地域に根づいた母親学級づくり—長岡京市における母親学級
上田 慶子
1
,
村山 美智子
2
1長岡京市役所,前・保健予防課
2長岡京市立保健センター
pp.982-988
発行日 1988年12月25日
Published Date 1988/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611207523
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はじめに
長岡京市(京都府)の母子保健活動は,昭和40年から継続している「母子保健登録管理票」による妊産褥婦ならびに乳幼児の全数管理が特徴としてあげられる。母親学級・新生児訪問・離乳教室・各種乳幼児健診・発達相談を実施し,障害乳幼児の早期発見・早期治療および訓練・教育など発達援助への取り組みを行なっている。
活動の発端は昭和28年の国保保健婦2名設置へさかのぼる。やがて昭和記0年代に入り宅地造成にともなう新興住宅地化が進み,人口の急増および出生の激増をみるようになり,母子保健活動が保健婦の地域活動の中心となった。
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