特集 男性における"父親アイデンティティー"
両親学級は父親にとってどのように有効か
津田 ヨシエ
1
1市川市保健センター
pp.898-901
発行日 1982年11月25日
Published Date 1982/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611206115
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はじめに
市川市では昭和48年度から両親学級を開催している。保健婦は18人で,うち助産婦の資格のある者が3人いる。毎回全員が担当するのではなく,交替で出席している。
両親学級開催の動機としては,平日行なっている母親学級は勤労婦人の出席率が低いこと。また住民には,核家族が多く,アパート住まいや共働きの夫婦の場合,良き相談者を得るまでの人づきあいができず,夫婦二人だけでお産を迎える人たちも相当数あると思われること。
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