私と読書
「続こどもは未来である」—小林 登著
洲脇 絢子
1
1京都市立看護短期大学
pp.343-344
発行日 1982年4月25日
Published Date 1982/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611206010
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育ちゆく生命への賛歌
小林登先生の『こどもは未来である』の続編が出版されたと聞き,早速読んでみた。
先に出版された『こどもは未来である』は主に母子関係のことがわかりやすく説かれていたが,『続こどもは未来である』はこどもの生理や成長していく有様が興味深く書かれていて,その内容は大変豊富である。そして3〜6歳の小さな画家たちの絵が挿入されているのは今回も同様であり,本書に花を添えている。これらの絵の中には将来は大物と期待させられるようなものもあり,まことに楽しい。
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