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お母さんの半数はお産に不満を残している—‘施設における母子看護調査’(日看協)の報告まとまる
pp.81
発行日 1982年1月25日
Published Date 1982/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611205965
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今や出産の94%は病院・診療所で行われているが,病院での出産は機械的であるとか医師や助産婦,看護婦と心が通い合わないなど,産む側の批判は根強いものがある.これらの批判を助産婦の立場から虚心にとらえ,病院での出産をより満足されるものにしていくために日本看護協会(大森文子会長)では大規模な調査を行い,このほど報告辞がまとまった.
この調査は,全国21施設で実際に出産したばかりの母親1080人と,その人たちを実際に世話する立場の助産婦1381人が,アンケートに答えたもの.現在の産科医療について,母親と助産婦双方の意見をつき合わせてまとめている.
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