研究・調査・報告
京都大学医療技術短期大学部専攻科における助産論実習の評価
三井 政子
1
,
内山 和美
1
1京都大学医療技術短期大学部専攻科助産学特別専攻
pp.845-854
発行日 1979年12月25日
Published Date 1979/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611205645
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1.はじめに
保健婦助産婦看護婦学校養成所指定規則において「助産論の臨床実習は,おもに病院または産院で行なわせるものとする。実習中分娩の取扱いについては,助産婦または医師の監督の下に学生1人につき10回以上行なわせるものとする」1)と規定している。
このことは,明治元年の内務太政官布告,明治7年の文部省達医制,明治32年の産婆規則,明治45年私立産婆講習所指定規則にと,伝統的に要求されてきた資格取得の要件である。
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