特別企画 母乳哺育指導の新たな胎動
当院における母乳哺育指導の実際
桶谷式手技を模索しつつ実践した1年間—山陽中央病院産科病棟
安部 美知子
1
1山陽中央病院産科病棟
pp.666-669
発行日 1979年10月25日
Published Date 1979/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611205608
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1.当院の概要
私たちの勤務している山陽中央病院は,下関市に隣接する山陽町(人口約2万4千人)の国道2号線添いに位置している。ベッド数は208床,うち産婦人科病棟は15床(未熟児3床を含む)で,助産婦5名,准看護婦3名,他病棟兼務の看護助手5名の計13名が勤務している。医師は昭和51年6月から常勤者がなくなり,大学病院から4〜5名の医師が交替でパートに来ている。通常日勤は,主任ほかスタッフ2〜3名で,夜勤は看護婦1名(助産婦あるいは准看護婦)と看護助手1名の2人勤務で,分娩のある場合は,待機の助産婦が呼び出される。
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