分娩体験記
陥没乳頭を克服して
蓮井 道子
pp.264-266
発行日 1977年4月25日
Published Date 1977/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611205200
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昨年の12月1日,私は第1子を出産しました。お産は軽くてすみ,希望通りの女の子でしたのでお産の疲れは吹っ飛んでしまいました。体重も3,035gと標準でした。
そして入院生活に入ったわけですが,すべてが初めての経験で,その1週間,緊張の連続でした。でも,初めてわが子を抱いた感動は忘れられません。そうした中で,一番大きな比重を占めたのは,1日6回,3時間おきの授乳時間でした。産後すぐお乳のよく出る人は少ないらしいのですが,私の場合,その上に陥没乳頭だったのです。
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