研究・調査・報告
新生児気胸の看護について
川手 幸子
1
,
佐々木 敦子
1
,
武井 とし子
1
,
森 艶美
2
,
和田 宣子
2
,
池田 豊子
2
1信州大学医学部付属助産婦学校
2信州大学医学部付属病院分娩部
pp.103-107
発行日 1977年2月25日
Published Date 1977/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611205166
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1.はじめに
出生直後の新生児では,胎外生活への対応の不十分性などにより,各種の変化を突発しやすい傾向にある。
今回私たちは,分娩経過中より児心音の変動がみられ,第1度仮死状態で出生後,呼吸状態が悪化し,気胸の併発を確認しえた1事例に遭遇した。幸い無事回復し,12日目に退院となったので,以下その概要につき報告する。
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