特集 合併症をもつ妊産婦と援助
てんかんを合併する妊産婦の保健指導について
佐々木 敦子
1
,
武井 とし子
1
,
前田 隆子
1
,
森 艶美
2
,
山口 文子
2
,
和田 宣子
2
1信州大学医学部付属助産婦学校
2信州大学医学部付属助産婦学校付属病院
pp.161-165
発行日 1976年3月25日
Published Date 1976/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611205005
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1.はじめに
妊婦には各種の合併症がみられるが,その多くは妊娠前より既存するもので,妊娠とてんかんとの合併もその代表的なものの1つである。
今回私たちは,7歳のときてんかんと診断され,それ以後,抗てんかん剤を服用し,知能程度も極めて低い(小学校低学年程度)妊婦の事例に遭遇したので,事例と看護の概要について報告する。
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