グラフ
電動の車いすを作る父とその家族—身内の看護を普遍化したひとつの姿として
若林 陽子
pp.319-322
発行日 1976年6月25日
Published Date 1976/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611205046
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東京都江東区有明1-2-25,西平技研.ここの社長でもあり,工場長でもあり,研究員でもある西平守永さんが電動車いすを作り始めて7年.採算を度外視して,ほんとうに身障者が必要とする電動車いすを,と改良に改良を重ねてきた.
身障者にとっての毎日の生活.トイレ・洗面・移動.どれをとっても介助がなくてはなかなか大変な作業である.それが自分の力でできたなら──ぐんと生活空間が拡大する.「あなたに自由を.お互いに助け合い,できるだけ自分の力で人生を切り開きましょう」
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