研究・調査・報告
新生児の生下時体重の年次的推移
須藤 千穂
1
,
畠山 英子
1
,
竹下 知恵子
1
,
桑原 紀代子
1
,
中川 勲
2
1東北公済病院産科
2東北公済病院新生児科
pp.42-45
発行日 1974年1月25日
Published Date 1974/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611204638
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1.はじめに
厚生省発育値として,昭和35年は男児3,1009,女児3,0009,昭和45年には男児3,2009,女児3,1009と10年間に1009増加を示しているが,当院における新生児の生下時体重はいったいどのくらい増加しているのか,またそれらは,未熟児出生が減少したのか,3,000〜3,500gまでの児が増加したのか,その実態を知るために,昭和37年より昭和47年までの11年間,当院において出生した新生児について,隔年の生下時体重平均値とその標準偏差とを計算し,この間における体重の推移を統計的に検討した。
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