特集 家族計画指導を考える
座談会
家族計画指導をめぐつて
村松 稔
1
,
松山 栄吉
2
,
新堀 千恵子
3
,
吉田 道子
4
,
藤原 美幸
5
1国立公衆衛生院衛生人口学部
2東京厚生年金病院産科
3川崎市田島保健所
4日赤医療セソター医療社会事業部
5東大病院産科病棟
pp.10-22
発行日 1973年11月1日
Published Date 1973/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611204600
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藤原(司会)近ごろ,優生保護法の改正とか,村松先生のご専門である人口問題,食糧危機などが注目され,そんなところからも家族計画,いかに子供を産むかということが問題になってきていると思います。実際に臨床で私たちが家族計画指導をやっていく場合に,そういうマクロ的な視点にたった,私たちがこれから指導を行なっていく場合の理念になるような考え方が,まだまだ助産婦の中には低いような気がしますので,社会学的な見地からのお話を,まず村松先生にしていただきたいと思います。
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