特集 臍処置をめぐって
臍帯脱落について
笠原 トキ子
1
,
俵 友恵
1
1関東逓信病院産科病棟
pp.26-29
発行日 1973年2月1日
Published Date 1973/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611204471
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新生児期間において一番細菌感染の危険にさらされているのは,臍帯脱落までの臍輪部である。この感染の機会をなるべく少なくするために,いろいろの方法を過去2年間にわたり試みて,臍帯脱落の促進に努めてきた。今度その結果をまとめると同時に現在行なわれている臍帯処置の方法が,果たしてどの程度感染を防いでいるか実際に検討してみることにした。
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