特集 臍処置をめぐって
臍帯切断の時期と血液検査所見
田所 憲枝
1
,
小林 栄子
1
,
沼尾 マサ
1
,
松本 ミヨ
1
,
松葉 幸子
1
,
富沢 とよ
1
,
白土 恭子
1
,
野口 フサ子
1
,
赤津 のぶ子
1
,
前田 和子
1
,
高畠 加代子
1
,
村田 秀子
1
1水戸赤十字病院産科病棟
pp.30-34
発行日 1973年2月1日
Published Date 1973/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611204473
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新生児の生理的黄疸は,生後2日ないし3日目に発生し,成熟児の約80%に認められ,最も強い時期が生後3〜4日目で,血液中の総ビリルビン値は,平均約10mg/dl前後といわれる。
私たちは,当院において新生児黄疸の軽症化,重症黄疸予防の目的で,臍帯を結紮する時期を数群に分け,その各群について,それぞれの新生児の血清総ビリルビン値および末梢血液所見を比較検討した。
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