連載 キャンパスだより
よりよい看護をめざす仲間たち—山口県立衛生看護学院保健婦,助産婦科
森本 七重
1
1山口県立衛生看護学院保健婦助産婦科
pp.61
発行日 1972年5月1日
Published Date 1972/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611204374
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恵まれた環境
「山陽本線を西に下ったところに防府という駅がある」この駅のホームを出ると正面に,史蹟の町という大きな字が目にとまるが,近くには,毛利元就公の邸園,防府天満宮など,歴史的にも意味深いところである。
さて防府駅より北西へ徒歩で約20分位行くと,ひときわ目立つ近代的な建物が目にとまる。これが,山口県立衛生看護学院である。傍には,佐波川がゆったりと流れ,太陽の光をうけてきらめく川波,時がたつとあたり一面朱色となり,この夕焼の中に白い建物がそびえたつ。約130万m2の敷地に,鉄筋コンクリート4階建の本館,実習棟,体育館,それに隣設された定員100名の寄宿舎「青葉寮」がある。
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