調査・研究報告 レポート
第1回分娩介助をおわって
遠藤 優子
1
1三楽病院付属助産婦学院
pp.30-34
発行日 1972年2月1日
Published Date 1972/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611204308
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はじめに
私たちの学校は,働きながら学ぶという,助産婦学校としては,珍しい学校である。4月に第3回生として入学し,希望に胸をふくらませながら約1カ月間基礎的な演習をし,講義を受けた。その後は,5月6日より7月3日まで1週間ごとに,褥室,産婦人科外来,新生児室,分娩室と実習をした。そして5月20日に初めて分娩介助を行なった。カリキュラムでは,介助をするたびにレポートを提出することになっているが,初めてということで,技術的なことはすべてが未熟であったため,これらには,あまり重点をおかず,介助をして初めて経験したこと,考えたことなどを,冷静に見つめなおし,同じようなことを繰返さないためにも,分析してみようと思いまとめてみることにした。
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