研究・調査・報告
産褥期における排尿障害の因子および排尿促進の一試みについて
石内 孝子
1
,
井手 マリ子
1
,
鵜木 フヂ子
1
,
山口 恵美子
1
1長崎大学医学部付属助産婦学校
pp.30-34
発行日 1971年11月1日
Published Date 1971/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611204248
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1.緒言
産褥管理のなかで,復古現象の助成および排尿促進は,看護上重要なポイントである。
しかし,臨床においては,自然排尿のないまま看護上やむを得ず導尿を行なっている例が多く目につく。昭和43年度長崎大学病院においては全褥婦の25%と高率である。導尿による弊害,褥婦の精神的影響を考えてみたとき,早期自然排尿の重要性を再認識した。
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